COMMENT

(順不同・敬称略)

「シチズンフォー スノーデンの暴露」は
"事件"を知るには、良く出来たドキュメンタリーだった。
オリバー・ストーンによる本作は、よりスノーデンの"人物"にフォーカスしている。
彼の生活を覗き見るのではなく、彼と共に体験していく臨場感がある。
だからこそ怖い。本作を観た後は、
この"暴露"を監視カメラの様に傍観するだけではいられないはず。
もはや、あなたも幸せな"観客"ではいられない。
小島秀夫(ゲームクリエイター)
言葉にならない衝撃だった。
常に警告音が鳴っているような映像に心を鷲掴みにされた。
進行形のリアルを語っている故に、
客観的に観ることを赦してくれない2017年の戦争映画だ。
ヒャダイン(音楽クリエイター)
一般の報道だけ見ると犯罪者のように見えるスノーデンは、
実は我々全員の自由がアメリカ政府に脅かされていることを暴いた
世界的な英雄だと思います。この映画は必見です。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
アイン・ランドを尊敬するリバタリアンにして、
『攻殻機動隊』をこよなく愛するアニメファンが、
アメリカに敵する自由の闘士になるまで……。
これは不当な権力にまつろわぬ者のための抵抗の教科書だ!
宮崎哲弥(評論家)
かつてこれほどタイムリーな映画があっただろうか?
かつてこれほどドキュメンタリーな映画があっただろうか?
オリバー・ストーン70歳にして最前衛!!!
倉本美津留(放送作家)
21世紀の世界に決定的な影響を与えるのは、
オバマでもトランプでもなく情報技術者スノーデンだ。
この目立たぬ非政治的アンチヒーローの素顔に、
ストーン監督がいつものヒロイズムを捨てて肉薄する。必見!
浅田彰(批評家)
肉食女子に迫られまくるスノーデン、
湯気でメガネがくもるスノーデン、など、
ギークなメガネ男子に萌えまくります。
監督は国家機密よりも重要な女心をわかっています。
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
アメリカ政府は事件単なるハッカー犯罪とした。
しかし、そんなプレイダウンとはまるで違う真相がこの映画で明らかになる。
人々を乾いた心で監視する大きな政府とは対照的な、
瑞々しい若者の恋愛と生活が展開する。
三浦瑠麗(国際政治学者)
結論を求めていないオリバーの映画は刺激と挑発に満ちている。
あっという間の展開に、誰かに見張られている恐怖より、
抗う自分を自分で見たいと思うのは、ちょっとした“小さな勇気と想像力”だ。
崔洋一(映画監督)
アメリカの公務員一家に生まれグリグリの右よりだったスノーデンは
ネットで出会った彼女に影響されて国家のあり方に疑問を持つ。
腕利きのギークだった彼はその腕を買われてCIAやNSAで大活躍するも、
それが国家に悪用されている事を知り大胆な決断をする。
とてもじゃないが全てを捨てて生まれた国を出るなんて決断は私には出来ない。
彼には勇気がある。地味だがドキドキしっぱなし。肝心のデータ持ち出しの
テクニック等は実話とは違うだろうがそれを想像するのも楽しい。
堀江貴文(実業家)
スノーデンの行為は、否定も肯定もされない。
描かれているのは、彼がなにを信じ、なにを感じたかということである。
映画としての脚色はあるにせよ、報道から漏れた「人間・スノーデン」の姿が
垣間見える作品である。
近藤仁美(JAPAN MENSA副議長)